今年5回目となるカシニワフェスタに当クラブは毎年参加している。毎回何かしら新しい試みが加わるが、柏市の広報番組「カシケン」に取り上げられた時の記念写真が今回のそれ。初日（13日の土曜）に雨が降り来訪者数は９０名弱と昨年より少なかったが、メンバーの協力により楽しく交流が図れて何よりだった。

 

 

１3日(土)　雨で中止、それでも熱心な市民から古墳講演会について電話2件問い合わせあり。

来年は活動地入り口に、「ご来場有難うございます。本日は悪天候のため活動(含む古墳講演会)は中止です」との掲示を検討すべき。

 

14日(日)　曇り　メンバー9名、来訪者19名　朝方は霧雨が少し降り一日パッとしない天気。実質初日でメンバーは8時半ごろから集まり始め、準備スタート。カシニワフェスタ用の幟を準備する一方、受付の机や展示用の出土品を福万寺に借りに行くなど手分けして進める。雨に用心し印刷物はビニール袋に入れたりケースに格納しておく。10時のオープン予定時間には何とか体制が整いホッと一息。10時半ごろ最初の来訪者が家族4人で到着。うち一人は生後2か月のベビーで、昨年より家族が増えているのが楽しい。カブトムシの幼虫を見たいとの事で掘ってみると、ゴロゴロ出てきて歓声があがる。場内を案内するとキンランがまだ少し残っていて、昨年より見ごたえのある案内と自己満足。１１時前にお客さんと一緒に我々も初の休憩。その後来訪がなく昼食を早めにとっていると、パラパラと人がやってきた。6人のグループや幟を見てふらりと来た男性一人、古墳に惹かれてと自転車の夫婦等様々。お母さんと一緒に鎌ヶ谷市から来た小学3年生男子はカブトムシの幼虫を是非にと容器持参。掘ると３齢だ！と詳しいし、古墳の知識も豊富。2時半近くまでお客さんが絶えず賑やかに過ごすことが出来た。いろいろ出したものを回収格納して3時には解散。

 

16日(火）メンバー3名、来訪者はバスツアーの１８名と個人客5名。ひんやりとした曇り空、朝はメンバー１人で準備。開店の10時前に早くも男性１人が来られ、準備しながら対応。猛禽類の調査に携わっている方で、双眼鏡とカメラが必需品との事。その後午前中に二組4名が来訪したが、カシケンを見てカシニワフェスタが始まったと知り平日開いている当クラブに来ましたと。初めてですね、こんな事は。午後は客足が絶えて鎌を研いだりしていると他のメンバーも登場。3時過ぎにバスツアーが到着し、三グループに分かれて場内案内。カブトムシの幼虫希望もあり、二箱に4匹プレゼント。4時過ぎ片づけて無事解散。雨が降らなくて良かった。

 

19日(金）活動日　メンバー７名、来訪者は4名　気温が高くなって林の中の涼しさがより感じられる。平日だがお客さんはポツポツと来てくれるが、通常の活動も支障なく出来た

 

20日(土)　メンバー７名、来訪者２７名。古墳講演会。11時からだが30分前には人が集まり始め、午前の部は15名が参加。文化課学芸員の吉田さんが船戸古墳からの出土品を持参してくれ、首の細い壺の復元途中には皆が関心を示す。8号墳の前で話して貰い、あと場内を説明しながら回る。土器に詳しい参加者がいて「土器見会」との言葉を教えてもらう。いろいろなマニアがいるものだ。差し入れに水とお菓子を頂く。

午後の講演会は13時と14時の2回開催となり同じく説明と場内案内、終わってからコーヒータイム。キンランが少しだが残っていてありがたい。15時の閉店少し前若い夫婦が到着、説明しながら回り戻ってきたら15時20分に。急いで片付けて３0分にやっと解散。

 

21日(日）メンバー６名、来訪者６名。フェスタ最終日は真夏日予想でゆっくりスタート。午前中3名、午後3名と来訪があり感謝。さすがにキンランも終わり、活動地内の樹に取り付けた案内パネルを見てイメージを膨らましてもらう。昼の時間を利用して大島田里山クラブに様子を見に行く。以前より整備が進んでいるのに驚くと同時に、夫々の団体で環境、進め方などに大きな違いが出るものだと再認識。勉強になった。２時半ごろから撤収準備を徐々にはじめ、３時には最後の幟を回収し無事フェスタを終えることが出来た。